鳥取大学医学部合格実績!共通テスト6割からの化学の勉強法を紹介

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まずは基礎用語の理解からスタート
本格的な勉強は『Doシリーズ』から
入試対策の入り口は『重要問題集』
過去問で不得意分野のチェックと復習
まとめ

現役時の共通テストでは6割程度の得点しか取れなかった状態から、鳥取大医学部医学科へ合格。化学は比較的順調に力を伸ばしていき、基礎的な事項を確認した後は参考書を『重要問題集』だけに絞り、復習や確認を何度も行いました。

まずは基礎用語の理解からスタート

浪人が決まった2月から、基礎用語の理解を中心とした『必修整理ノート』に取り組みます。『必修整理ノート』は小項目に分かれているため、基礎事項の確認には良い参考書です。各項目のまとめとミニテストで構成されていて、進めていくだけで自然に内容が理解できるように工夫されています。

実験に関する問題や計算問題もあるため、化学で出題される問題をひと通り体験でき、それにより色々な出題形式への対応力も身に付けることができます。確認テストを行ってもいつでも8割の得点はできるなど、順調に進めていきます。現役時代から比較的理科では得点できていたため、化学に対してもそれほど苦手意識がなかったことが、基礎事項をスムーズに固められた大きな要因でしょう。

本格的な勉強は『Doシリーズ』から

毎週行う確認テストでは、80%は確実に取れるほど基礎力が定着。短い期間で、基礎事項や基礎的な問題に対応できるようになった後は、『Doシリーズ』に取り組みます。

『Doシリーズ』には、『鎌田の理論化学の講義』、『福間の無機化学の講義』、『鎌田の有機化学の講義』の3冊があります。どの参考書も暗記科目として捉えられがちな化学を理論的な部分もしっかりと解説し、暗記だけに頼った勉強にならないように書かれています。

参考書として学ぶだけではなく、問題集も解きながら活用できました。4月から5月の2ヶ月をかけてDoシリーズ3冊をひと通り終わらせます。『Doシリーズ』は1ヶ月の間でやりきってしまうほどのスピード感のある勉強。とはいえ、ただ早いだけではなく、出来ない部分や苦手な部分もしっかり分析しながら進めていくことが出来ていました。

入試対策の入り口は『重要問題集』

5月末には『重要問題集』に取り組みます。この参考書は化学の受験対策には必須と言われるほどの問題集。標準的なレベルから、応用力を養うレベルの問題まで幅広く掲載され、加えて解答・解説も充実しています。

出来ない問題があるとその都度『Doシリーズ』を使って確認。勉強を進める中で、出来ない部分や苦手な部分を常に意識しながら取り組んでいきます。分からない問題などは積極的に質問。さらには自分で調べることも。もちろん『Doシリーズ』に戻って復習しながら進めるなど、独学に近い形で勉強を進めることが出来るような実力が付いていきます。

この後の勉強では参考書はこの『重要問題集』1冊がベースになっていきます。自分で積極的に進められるだけの力を早い段階から付けられたことで、複数の参考書に手を伸ばすのではなく、この1冊に絞り勉強のベースを作ることが出来ました。

過去問で不得意分野のチェックと復習

9月からは過去問に取り組みます。まずは、初見の問題でつまずくのか、どこでつまずくのかの確認作業から始めます。過去問に取り組むまでの『重要問題集』を順調にこなせていたことからも分かるように、「平均としては解けている」という感触を持てるレベルになっていました。

過去問を解いている時に、解けなかった問題があると、『重要問題集』の該当分野に戻り、重点的に復習。その後もう一度その過去問に取り組み、本当に解けるようになったのか確認。さらに、その分野の初見の問題に取り組み、再度理解できているかを確認。この形でどんどん過去問演習を進めていきます。

過去問をきっかけに、『重要問題集』で丁寧に復習し、さらなる理解を深めます。10月から12月の共通テスト直前、そして共通テストが終わってからの二次試験前までも、過去問や模試の復習を『重要問題集』を使って復習することを繰り返しました。

まとめ

現役時代に比較的得点を取れていることからも分かるように、それほど苦手意識がなかったことが順調に進めて行けたひとつの要因でしょう。常に出来ない部分や苦手な部分を意識しながら取り組み、復習と理解を深めることで勉強を進めていきました。

5月という早い段階で『重要問題集』に取り組むことだけの力が付き、さらにその後は『重要問題集』1冊を軸に勉強が進みます。勉強の進め方と参考書を早い段階で見つけることが出来たことも、スムーズに勉強を進め順調に力を伸ばしていくこと大きな要因であると言えます。

理科は暗記科目という印象が大きいですが、医学部などの難関大学、難関学部を受験するには暗記するだけだけでは対応できません。たくさんの参考書に手を広げるのではなく、1冊の参考書を何度も何度も復習したことで、理論的な部分を深く理解し応用力を獲得できたことが医学部合格の大きな勝因言えます。

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